能動的に動くことが大切!

案件探しは能動的に

フリーランスって挑戦的なようで保守的なところがあって、ちょっと頑固な職人のようなこだわりを持って働いているフリーランスの数はそれほど多くないんです。いたとしても全体の3割程度でしょうか。その他のフリーランスは、自分の能力で十分カバーできるような案件を選ぼうとしてしまうんです。案件を探すにしても、案件全部を見て比較して全体のバランスを見て、これならできそうだって思わないとその先に進まなかったりします。それでもそのときその案件は手に入りますし、当面の仕事には困らないから大した問題でもないように思えますよね。でも、それが5年、10年と続いたとしたらどうでしょうか。できるところで仕事を効率化しながらグルグルと回っているだけで、キャリアとしては停滞してしまうのではないでしょうか。市場の動きを見ながらクライアントのニーズを読むのも大事ですが、今だけではなく未来もしっかり見据えながら能動的に案件を探すことも大事です。

案件選びのポイント

フリーランスが案件を選ぶときって、自分なりの希望や条件があると思うんです。報酬はいくら必要なのかとか、どんなジャンルの案件がやりたいのか、仕事はどこでやるのか、プロジェクトがどういうふうに進められていくのか、具体的にあげていけばイロイロありますよね。それらの中から優先順位をつけてみてください。これだけは譲れないっていうものと、ある程度譲れるもの、どちらでもいいものなどを明確にしておきましょう。フリーランスの場合、どこでどんな仕事をするか決めるのは自分自身です。基準がないまま案件探しをすると、その場しのぎの案件をただつないでいくだけのフリーランス生活になってしまいかねませんよ。

方向性をしっかり定める

クライアントに自分を売り込むための材料は、フリーランスなら誰もがそれなりに持っているはずです。でも、自分のキャリアデザインについてはどうでしょうか。将来なりたい自分をしっかりとイメージして、それに向けて行動しているでしょうか。できる案件ばかり選ぶのではなく、できることを生かして成長できる案件を選んでいるでしょうか。案件が取れるようになるとつい現状維持に走りたくなるかもしれませんが、せっかく身軽に動ける立場があるならステップアップを意識した案件探しをしましょう。フリーランスの案件は短いものだと1か月程度で、3か月ごとに契約を更新する流れが一般的です。つまり、ステップアップしようと思ったら短いスパンで駆け上がることだってできるということです。これこそまさにフリーランスの特権ですよね。その特権を生かして、ぜひ能動的に案件探しにトライし続けてくださいね。

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